2025.11.09 11:08止まっているように見える時も不登校の時期を「何も進んでいない」と感じることがあります。でも、心理学では“行動していない時間”にも意味があるとされています。たとえば、心のエネルギーが消耗したとき、人は自然と外の刺激から距離をとり、内面の整理を始めます。この「内省の時間」は、心が次に動き出すための準備期間です。落葉した木々が冬の間に根を伸ばすように、表には見えないところで、心も少しずつ力を取り戻しています。11月は、そんな“見えない回復”を信じて、あたたかく待つ季節かもしれません。
2025.11.09 10:5811月9日 座談会本日、不登校の親の会(座談会)を開催いたしました。今回は8名の方にご参加いただきました。長く足を運んでくださっているお母さんや、最近来られるようになったお母さん、そして当事者である大学生からもお話を伺うことができました。それぞれの立場から語られる体験や思いには共感や気づきがあり、心に残る時間となりました。これからも、思いを共有しながら、安心して語り合える場を大切にしていきたいと思います。
2025.10.25 10:4710月25日 座談会 ワークショップ座談会&子どもワークショップを開催しました。座談会では、これまでのお子さんの成長を振り返ったり、新しく参加された方が経験者の話を聞きながら質問したりと、穏やかで温かな時間となりました。経験を語ることで、ご自身の歩みを見つめ直す時間となったのではないでしょうか。同じ時間に行われた子どもワークショップでは、子どもたちがのびのびと楽しめたのではないかと思います。参加してくださった皆さま、ありがとうございました。次回もまた、安心して話せるひとときをご一緒できればと思います。
2025.10.25 10:47心が広がる“Awe体験”秋の自然は、私たちの心にそっと寄り添ってくれます。山々を彩る紅葉や、澄んだ夜空を見て「わぁ、きれい」と感じる瞬間。そのような感動を、心理学では Awe(オー)体験 と呼びます。自然の大きさや美しさに触れると、悩みが少し小さく感じられたり、気持ちが穏やかになったりするといわれています。日々の心配や焦りの中でも、ふと足を止めて空や木々を眺めてみると、心がふっと緩むことがあります。~親として前を向くために~お子さんのことで心がいっぱいになるとき。どう声をかけたらいいのか、どう支えたらいいのか、迷う日もあると思います。そんなときこそ、ほんの少し自分の心を休ませる時間を持ってみてください。秋の風や光に身をゆだねて、「今日もここまでやってきた自分」をそっとねぎらう...
2025.09.21 12:079月21日 座談会本日、不登校の親の会(座談会)を終了いたしました。お子さんのことを話すうちに、感情があふれて涙を流されるお母さんの姿がありました。その姿を見て、数年前の自分を思い出し、胸が締めつけられるような気持ちになりました。当時の私は、思い出すたびに辛くて、何度も涙を流してきました。けれど最近は、同じことを思い出しても涙が出なくなり、少しずつ心が整ってきていることを感じています。また、当事者である大学生の体験談は、母親たちにとって子どものリアルな気持ちを知る貴重な機会となりました。今の思いを率直に語り合い、ときに涙しながらも、お互いの体験を分かち合うことで、少しずつ心が軽くなっていくのだと思います。今日の座談会でも、その温かさと力を改めて実感しました。
2025.08.24 11:148月24日 座談会本日、座談会を開催しました。新規の方を含め、7名の方にご参加いただきました。お子さんの変化を落ち着いて受け止められているお母さん、お子さんの気持ちに寄り添う中で涙をこぼされるお母さん、お子さんの状態がいつまで続くのかと不安を抱えておられるお母さん――。それぞれが一生懸命にお子さんと向き合い、頑張っておられる姿がありました。頑張りすぎず、思いを共有しながら、一緒に考えていきましょう。
2025.07.28 11:567月27日 座談会 ワークショップ27日(日)座談会とワークショップを開催しました。初めて参加されるお母さんや当事者の大学生、ワークショップに参加したお子さんを含めて8名の方がおこしくださいました。お子さんが不登校の状態でも、お母さんが明るく前向きに過ごされている方や、お子さんと向き合い、必死に葛藤されているお母さんもいらっしゃいました。何が正解か何が間違いかどれも間違いではないし人によって正解も違う。みんなで試行錯誤しながら一緒に考えていきましょう。
2025.07.25 23:25視点が変わると、見える世界も変わる~ パラダイム・シフト ~日々、誰かの話を聴いたり、自分の気持ちを話したりする中で、心が動く瞬間に出会うことがあります。行き詰っていた気持ちが少しずつほどけて、「どうしたらいいのかわからない」と悩んでいたことが、話しているうちに、ふと視界が開けたり、違った見方に気づいたりすることがあります。それまで見えていなかった“道筋”や“可能性”が、ぱっと現れてくる瞬間。そんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。このような心の変化の背景には、「ものの見方=パラダイム」が変わるという、内面的な心の動きがあるといわれています。今回は、そのような心の変化を象徴するたとえ話として、気持ちの持ち方や考え方のテーマでよく取り上げられる「ビンの中のノミ」の話をご紹介します...
2025.06.22 13:196月22日 座談会本日、座談会を開催いたしました。日々感じている不安や葛藤、お子さんとの関わり方についての悩みなどが語られました。「どうしても気持ちを切り替えられない」「自分の考え方を変えたいけれど難しい」といった内容の声も聞かれ、共感のうちにうなずき合う場面もありました。「気持ちを話せただけで少し楽になった」「同じ思いをしている人がいると知って安心した」それだけでもよいと思っています。今後も、完璧や解決を求めるのではなく、「今の気持ち」を安心して話せる場でありたいと考えています。関心のある方は、どうぞ無理のない範囲でご参加ください。
2025.05.11 12:495月11日 座談会本日、座談会開催いたしました。新規の方を含めて6名での座談会でした。子どもの葛藤と親の葛藤・・・当事者の話からたくさんのヒントをいただきました。心に響くし説得力があります。暗いトンネルの中から必ず抜け出せる時が必ずきます。今日もありがとうございました。
2025.04.20 00:204月19日 座談会今月から4月。新年度最初の座談会でした。参加者は全部で5名(心理カウンセラー1名含む)、今回は、不登校経験のある方が来てくださり、貴重なお話を聞く事ができました。不登校当時の気持ち、父親や母親に対する気持ちなど、当事者だった方からのお言葉を聞く事ができた事で、今現在、不登校という状態にある子ども達の、複雑で繊細な気持ちを、一緒に深掘りして考えることができた会でした。✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ 不登校の子どもたち向けの「ワークショップ」では、「アイスデコ」を作りました。それぞれ個性あふれる素敵な作品を作り、子ども達も満足していたようです。
2025.03.23 21:583月23日 座談会今年度最後の座談会が終了いたしました。7名での座談会、市外からも数名参加していただきました。自分の不安や悩みを話すことで、同じような気持ちや状況を経験してきた方と共感できたり、アドバイスをもらったり、それぞれの学びに繋がったのではないかなと感じました。最近、私自身が両親の介護で忙しくなり、座談会が開催できない月もありますが、親の会は私にとっても大切な学び場となっていますので、これからもできる限り続けていきたいと感じました。***修了したお知らせ***座談会 3月23日(日)・時間:14:00〜・場所:綿打行政センター 研修室