不登校や登校渋りの子供と接して思うことがあります。
学校に行けない…
教室に入れない…
朝起きられない…
周りの大人たちの言うことを実行できない自分はダメなんだと
強く思い込んでいる子供が本当に多いんだな・・・と。
体がSOSを出していることも
無意識に自分を追い込んでいることも
自分では気が付いていません。
成長過程の未熟な子供達は、
身近な大人を頼るしかありませんから。
そんな子供たちにとって一番辛いのは、
学校に行けないことや教室に入れないことではなくて
「学校に行けない自分はダメだ」「教室に入れない自分はダメだ」と思い込み
劣等感を感じ、自尊心を失い、自己否定が強くなっていくことです。
そんな子供たちに大切なことは、
「あなたはそのままで素晴らしい存在なんだ」と教えてあげる大人が近くにいること。
社会に出れば
辛いことや理不尽なことは沢山あります。
でも自尊心が満たされていれば乗り越えるエネルギーに変えられます。
子供達の自尊心は
いい成績を取って褒められたときに満たされるのではありません。
悪い成績だったとしても
失敗をしたとしても
学校へ行かなくても
それでも
抱きしめられたときに満たされていくものなんだと感じています。
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