不登校の子にとって大切なこと

不登校や登校渋りの子供と接して思うことがあります。

学校に行けない…

教室に入れない…

朝起きられない…


周りの大人たちの言うことを実行できない自分はダメなんだと

強く思い込んでいる子供が本当に多いんだな・・・と。


体がSOSを出していることも

無意識に自分を追い込んでいることも

自分では気が付いていません。

成長過程の未熟な子供達は、

身近な大人を頼るしかありませんから。


そんな子供たちにとって一番辛いのは、

学校に行けないことや教室に入れないことではなくて

「学校に行けない自分はダメだ」「教室に入れない自分はダメだ」と思い込み

劣等感を感じ、自尊心を失い、自己否定が強くなっていくことです。


そんな子供たちに大切なことは、

「あなたはそのままで素晴らしい存在なんだ」と教えてあげる大人が近くにいること。


社会に出れば

辛いことや理不尽なことは沢山あります。

でも自尊心が満たされていれば乗り越えるエネルギーに変えられます。


子供達の自尊心は

いい成績を取って褒められたときに満たされるのではありません。

悪い成績だったとしても

失敗をしたとしても

学校へ行かなくても

それでも

抱きしめられたときに満たされていくものなんだと感じています。


にじいろの風船

群馬県太田市 2019. 9.15 ~ 一緒に集い学び支え合っていきませんか

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