息子が一人暮らしを始めて、大学へ入学し一か月
息子は息子の道を歩き始めたのに、気が付くと息子の心配ばかりしている自分がいました。
「また不登校になるのではないか…」
「オンライン授業では友達ができないのではないか…」
「息子を受け入れてくれるコミュニティはあるのか…」
そんな時、ある方から薦められた本を読んでみて不安な気持ちが少し楽になりました。
その本の内容は、ひきこもりに関わる内容の本でしたが、私の中では「ひきこもりとは関係なく子育てに必要な関わり方の基本がつまっている」と感じました。
不登校やひきこもりの子供や青年が回復していく過程を順を追って、事例と共に説明されており、親としての関わり方と彼らの言動の大切な意味が分かりやすく説明されていました。
かなりストレートな部分もありますので、おそらく読み始めても読み続けることが出来ない方もいるのではないかと思いますが、心理をかじっている私にはわかりやすく背中を押してもらえたような気持ちで読むことができました。
ひきこもりや不登校になった彼らを否定的な視点でとらえがちな世の中ですが、何が足りなかったのかを教えてくれる大切な発信者であり、感謝すべき存在だと気づかせてくれるでしょう。
「学校が全てではない」
「多様性を受け入れられる社会になってほしい」
もちろんその通りです。ただの親として目を向けるべきところはそこではなく「今親としてできること」だということ。
息子の心配ばかりをしていた私は、今できることに目を向けることで「息子を信じてみよう」、「何かあっても大切な息子」と思えるようになりました。
タイミングよく、本を薦めてくださった方へ感謝です。
それぞれの立場で「今できること」への気づきには違いがあると思いますが、是非気づいたことから実行してほしいと思います。
(座談会にて本のレンタルもいたします)
0コメント