人と比べるという行為は
自己肯定感を下げてしまいます
例えば
足が細くて奇麗でいいな…
好きなことが仕事でいいな…
話し上手でいいな…
特技があっていいな…
子どもが何人もいていいな…
大きな家でいいな…
そうじゃない自分は‥‥
言葉に出していなくても
心に思ってしまうことってありませんか
それが「嫉妬」という醜い感情に繋がって
歪んだ言動をしてしまうことも
私は実家に帰るとよく母に愚痴っていました
姉や妹と比べてみたり
息子と甥っ子を比べてしまったり…
そのたびに言われた言葉は
「人と比べない」
そんなことはわかっているんです
人と比べて
自分に自信がもてないでいる上に
母から
人と比べるような考え方をするなと否定されて
さらにモヤモヤしていました
気にしないようにしても気になってしまう
そういう時
人に向いている「羨ましい」という気持ちを
自分に向けてみると
「自分の欲求」であることに気づきました
物事には表と裏があります
何の代償もなく
自分の願いや理想、欲求を全て満たすことはほとんどありません
努力もあれば
挫折もあり
痛い目にあったり
病気を抱えてしまったり
裕福な生活にはリスクもあるかもしれません
有名な人は行動制限されて不便かもしれません
魅力に思えるものにも光と陰があるかもしれません
羨ましいと思われる人は実は幸せではないかもしれません
そこで
「羨ましい」と思うことを書き出してみます
「欲しいもの」を書き出してみます
「自分の幸せの定義」を書き出してみます
物事には裏と表があること
魅力的なものには光と陰があるかもしれないこと
その上で
自分が出来ること
やりたいこと
幸せになることを選択してみる
他人と比べて羨ましいと思う…だけで終わりにしないで
「羨ましい」という気持ちを自分に向けて
自己肯定感を上げていく「きっかけ」にすればいいのです
母から
「人と比べない」と否定されて
いつもモヤモヤしていましたが
人と比べてもいいんです
自分が幸せになる「きっかけ」にすればいいだけなんです
そんな思考に変わってから
少しずつ少しずつ
自己実現に向けて
ゆっくり歩いています
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