不登校のお母さんから相談の電話がありました。
今まで、座談会へは数回参加した方でしたが、自分の子ども達や自分の置かれている状況、自分の考え方と比較して、辛かったり安堵したりと感情がかき乱されてしまっていたようでした。
私の抱えていた辛さと今回相談されてきた方の辛さは違うかもしれませんが、私自身が他の親の会に参加した時、同じように感情をかき乱されたことを思い出しました。
でも私は、その辛さを話すために数回通い、感情をかきみだされる感覚がだんだんとなくなっていったのを覚えています。
子どもの性格
子どもの症状
自分の家庭環境
自分の考え方
自分の怒り
自分の背景
自分の家族
みんなそれぞれの環境でそれぞれの背景を背負いながら生活しています。
同じような環境や子どもの症状を持つ人もいれば、全く違う環境や状況の人もたくさんいらっしゃいます。辛い時って自分と同じ辛さを抱えている人や自分より辛い経験をしている人を探したくなってしまう。そうかと思えばそんな人達の話を悲観的な考え方でとらえがちになり、そんな自分が嫌になることも多いのではないでしょうか?
少なくとも私はそうでした。
そんな思いも自分の中にしまい込まずに信頼できる場所や人に話をすることをおすすめします。
間違っているかどうかは関係なく、自分が思い、やってきたこと、つまずいたこと、怒り、不安…自分のこころに思っていることを話すことで、頑張ってきた自分に気づくことがあるはずです。
また、周りの人の経験や体験を聞くことで、自分との違いにも気づくと思います。
色んな違いに慣れることも大切なんだと私は思います。
その違いの中で、自分にできることや必要だなと思うことを試してみてください。
最近、コロナで座談会ができないせいか、個別相談が増えています。
座談会同様、個別相談も継続して受け付けていきたいと思います。
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